更新料

賃貸マンションの契約更新と保証料・更新料の支払義務

一 私は、賃貸用ビルを所有しています。このビルの一階は貨店舗としで三店に賃貸し、二階から九階までは賃貸マンションとしたビルです。この度一階店舗一軒と三階の一部屋の賃貸借契約が更新時期を迎えることになりました。店舗部分については、当初の契約では一定額の保証金を入れでもらい、これを毎年五パーセントずつ償却して、契約期間三年毎の更新時には、償却分を更新時に追加して差し入れでいただくことになっています。住居部分についでは、契約期間二年毎の更新時には更新料一ケ月分を支払っでいただくことになっています。

二 更新にあたって、管理会社から店舗の賃借人甲さんに、更新契約書の作成と保証金の追加差入れを申し入れたところ、更新は了解するが、保証料の追加差し入れはできないとの回答があったとのことです。甲さんは保証金は賃料と違って根拠のないものではないかと主張しているようです。

借地契約が法定更新された場合の更新料支払義務について

私方では、50年位前に父が昔から懇意だった甲に、とくに契約書も作らず土地を貸し、甲は木造の家を建てて住んでいました。地代は甲が時々、父の農業を手伝ってくれていたため、極端に安かったようです。
父が亡くなった後、その土地を相続した私と甲との間で紛争が生じ、私は甲に対し建物収去土地明渡の裁判を起こした結果、①地代は世間相場並に値上げする、②賃貸借期間を和解成立の日から20年間の平成16年12月末日までとする、③それまでの低廉な地代と適正地代との差額を、更新料名目で300万円支払う、との裁判上の和解が成立し契約を合意更新しました。但し、和解条項には、契約満了時(平成16年12月末日)に更新料を支払う旨の特約条項は入っておりませんでした。
甲は、平成16年12月の賃貸借期間終了の前から「更新して欲しい」と申し入れて来たので、私は「更新料を600万円払ってくれなければ更新しない」と通知しておいたのに、甲は更新料を払わないまま期間満了後もその土地に住み続けています。私は甲に更新料を払ってもれえるでしょうか。