更新拒絶

期間の定めのある建物賃貸借の期間満了による明け渡し請求

私は、四年前から私達家族が二階に住んでいる家屋の一階店舗部分を、期間を二年間として甲に賃貸し、二年前には合意更新しました。しかし、七ヶ月前に、東北の実家で一人暮らしをしていた母が交通事故で大怪我をし、車椅子の生活をせざるを得なくなりました。年老いた母に一人暮らしをさせる訳にもいかないので、私は甲に貸している一階の店舗部分を明渡してもらい車椅子でも生活できるよう改造して母を引き取ることに決めました。
そこで半年以上前に甲に対し「契約は更新しないから、立ち退き料と引換に店舗部分を明け渡して欲しい」と口頭で言っておきました。ところが甲は、私が更新しないと申し入れてあるにも拘わらず、「そんな話は聞いていない」と言って、期間が終了しても明け渡してくれません。甲から店舗を明け渡してもらうにはどうしたらよいでしょうか。

借家契約の更新拒絶と貸主の修繕義務

一 私は、一戸建て貸家を五棟所有して貸家として家賃を得ていました。賃貸するときは、期間を二年間とし期間が満了すると更新をするという方法で、それぞれ長期に亘って賃貸してきました。建物が古いので、家賃はご近所の相場よりかなり安くしていました。このたび建物が築後三十数年を経て老朽化がひどく外見上もぼろぼろになってきたので、この建物を全部取り壊して、新しくその土地上にアパートを建築して、土地を有効利用しようと考えました。そこで、私は賃借人に賃貸借期間が切れるたびに、更新をお断りして貸家から出ていってもらいました。そして賃借人が退去して空家になるたびに取り壊し、少しずつ空地にしてきました。

期限の定めのない借地契約の更新拒絶

一 私は父から相続した土地30坪を甲さんに賃貸しでいます。この土地は、昭和41年3月末日に私の父が甲さんの父親乙さんに賃貸したものです。私の父と乙さんとは友人たったことから、乙さんが住宅を持ちたいが土地がないということで、父は所有していた土地の一部分を区切って、道路に面したこの土地を貸したのです。乙さんはその土地上に木造住宅を建てて住んでいましたが、乙さん亡き後は息子の甲さんが住んでいます。

二 父と乙さんとの契約内容は。友人関係からか細かい取り決めはなく、土地の場所、面積、一ヶ月あたりの賃料ぐらいしか決められておりません。契約後も父と乙さんとの関係は円満であり、私が父から土地を相続した後も、借地権は乙さんから甲さんに引き継がれましたが、いずれも円満に推移してきました。賃料はその時どきの社会惴勢にあわせ決めており、賃料の滞納もなく今日に至っています。ただし建物は建築後45年近く経過しているので、相当痛んでいるようにみえます。