保佐人

認知症の父についての保佐開始審判申し立て

私の父は一人暮しですが、資産として多数の土地や賃貸マンション、預金を持っており、その収入で家政婦派遣会社から家政婦を派遣してもらい、食事・洗濯・掃除など身の回りの面倒を見てもらっていました。ところが家政婦のAさんは、父を騙し「私はここをクビになったら収入が無くなるので、保証金を出してくれ。」と言って、父と一緒に銀行に行き、父名義の一千万円の定期預金を下ろさせ、騙し取ったことがわかりました。最近の父の主治医の診断では、父はアルツハイマー型認知症ということです。Aさんは、父をマインドコントロールして、父の権利証や実印、銀行の預金通帳などを勝手に管理しているようですので、このままでは、父の財産は、Aさんに滅茶苦茶にされそうで心配です。どうしたらそのようなことにならないようにできるでしょうか。

認知症の父が所有する借地上にあるアパートの処分

一 私の父「甲」は九四歳を迎え体は元気ですが、大分認知症の症状が出てきています。父は借地上に貸家として十六世帯が入居する古い三階建の鉄筋コンクリート造のアパートを所有しています。父は名義上貸家の貸主になっていますが、実際の管理は私かやっています。建物の税金も父を名宛人に請求されています。借家人は昔からの入居者が多く、皆高齢者です。父は借家人と伸が良く家賃も低く抑えられてきました。地主からは地代は年々値上げされ上がってきていますが、家賃はなかなか上げられません。家主でありながらあまり利益はなく管理に苦慮しています。

二 私は、このたび、管理の手間がかかる割に利益にならず、税金の支払い時にも苦労しているので、父と相談の上、地主に借地権を返上し、賃貸アパートの所有権を無償譲渡することで、すっきりしたいと考えるようになりました。そこで地主にそのことを伝えたところ、地主はその提案を了解してくれました。