消費者問題

高齢者が訪問販売で高額な商品を買ってしまった場合~クーリングオフ制度

私の実家の母(八六歳)は、父が亡くなった後、都内で一人暮らしをしています。たまたま私が実家へ行ったところ、今までなかった羽毛布団や浄水器がありました。
更に、テーブルの上には、数日前の日付の羽毛布団と浄水器のクレジット販売契約書がありました。母が言うには、羽毛布団は、親切そうな女の人が訪ねてきてくれて、「今使っている布団は、湿気っているし、ダニだらけだから、健康に良<ない。」と言われ、「高いからいらない。」と言っても、「クレジットなら月々の支払いは、大したことないから。」と強引に勧められて断りきれなくなり、書類にサインしたとのことでした。また、浄水器については、別の業者が、水道の水質検査に来ました、と言って上がりこんで、「お宅の水は汚れている。浄水器をつけなければ、水質がダメだ。」と言われ、やはり断りきれなくて、書類にサインしたとのことでした。その他、毋は着物の展覧会に来るように勧められていたり、「床下に換気扇をつけなければ床下がかびたり、土台が腐る。」などと言われたりして、いろいろなものを、勧められたりしているようです。

訪問販売のクーリングオフや送付け商法に対する対処法について

先日、留守番をしていると知らない男が「無料水質検査に伺いました」と家に来ました。「検査」というので「市の水道局の依頼か何か」だと思い、家にあげ、水道水をコップに入れて検査してもらうことにしました。その男が薬品をコップに入れると、水の色が変わり「今すぐ健康に害が出るわけではないが、長年飲み続けると健康の保証は出来ませんよ。当社の浄水器をお勧めします」と、しつこく浄水器を買うよう勧めてきました。私は孫の健康を考え、その場で契約書にサインをしてしまいました。夜、息子が帰ってきてからその話をすると「浄水器にしては高すぎる。騙されている」と言われました。今から解除できるでしょうか。

催眠商法に騙された

一 近所の公民館を会場にして、「日用品を安く買える販売会」があり、そこに行くだけで「もれなくお花をプレゼント」ということを聞いたので、喜んで会場に行きました。

二 会場の入口でプレゼントのお花をもらうと、会場内に案内されました。すると、かなりの人でにぎわっており、しばらくして販売員の人が現れ「これから、お買い得商品を幾つかご紹介します。欲しいと思った方は、ハイと大きな返事をして手を上げてくださいね~」と説明し販売会が始まりました。「まずは体・環境にやさしい石鹸、普段は三〇〇円のところ、今日は二〇円。欲しい人は手を上げて。」と言われ、私は迷わず手を上げましたが、他の人が先だったため買えませんでした。

三 同じように「次は、高級歯ブラシ。普段は1,000円のところ今日は50円」と言われ、手を上げましたが、また先を越されてしまいました。

シェールガス投資詐欺

一 私は1ヵ月前のある日、自宅にいずれも私の知らない証券会社A社、B社、及びC社から次々と電話を受けました。電話の内容は皆一様に「D株式会社から書類は届いていないか。」というものです。私は覚えが無いので、「届いていない。」と答えていました。

二 その後、実際にD株式会社から私宛に、「新会員募集に関するご案内」と題する書面、立派なパンフレット、会員権申込書類、申込む場合の本人確認書類の作成説明書等が送られてきました。このパンフレットによると、同社の目的は、シェールオイル採掘、掘削機器の設計・開発及び掘削技術・掘削方式の研究開発等となっており、原油を殆ど外国に頼っている我国にとっで極めて有望な事業であることや同社が今後躍進するであろうことが記載されていました。

架空請求の通知が来た時の対処法

一 私は、二年前成人用週刊誌の広告をみて、私の実家に送ってもらうようにして、ある品物を代金2万5000円で買いました。その時、注文品はちゃんと送られてきましたので、代金は銀行振込で支払いました。

二 ところが、最近「この代金が未払いだから支払え」という手紙が、私の実家に送られてきました。手紙の差出人は、未払代金の債権を譲り受けたという会社と、その会社の代理人の弁護士です。

三 手紙の題名は、訴訟開始通知書と書いてあり、内容は「未払代金をすぐに支払え、さもなくば、譲り受けた会社の社員が、私宅や勤務先に取立てに出向くし、又弁護士も訴訟を起こし、更に給料や家・土地の差し押さえも準備している。いずれにしても、すぐに弁護士の事務所に電話連絡をよこせ」という脅迫めいたものです。

四 私は2万5000円くらいだから、家族にバレないうちに、再度支払ってしまおうかとも考えていますが、何となく納得できません。どうしたらよいでしょうか。

息子が霊感商法に騙された

一 私の息子は、日頃から運勢や占いが気になる性格です。少しでも嫌なことがあると何か原因があるのではないかといつまでも悩むようなところがあります。

二 2カ月ほど前に新聞の折り込みチラシに、ある宗教団体がホテルで「人生相談会及び特別鑑定会」を行うという記載があるのを見て、鑑定をしてもらいに行ったそうです。そして、その鑑定場所で、息子は勤務していた会社が倒産したことや、結婚前に中絶したことが影響しているのか結婚後も妻との間で子供に恵まれないことなど相談したそうです。
すると霊能者と称する鑑定にあたった者は、息子に「先祖供養が十分でないので先祖が怒っている。また水子が霊界に行けず迷っている。御先祖様の怒りを鎮め、水子の供養のため三日間祈祷を行ってやるが、祈祷料は200万円である。」と言われ、息子は貯金を下ろして支払い祈祷をしてもらいました。

リゾートクラブの会員権を購入したが、十分なサービスを受けられなかった場合

一 私は、自宅でリゾートクラブ会員のセールスマンの訪問を受け、会員権を購入して会員になるよう勧誘され、高額の預託金を払って会員となりました。
その時、受け取ったパンフレットとセールスマンの説明によると、そのクラブには全国各地に素晴らしいリゾート施設があり、会員は自分の使いたい時に予約すれば、通常よりはるかに安い値段で使いたい日数を自分の別荘の様に使えるというのです。
私は、常日頃からあらゆる物は所有していることより、利用することの方が大事だと考えていましたので、リゾートクラブは、管理は管理運営会社がやってくれて、自分は使いたい時だけ使えるので、大変便利であり、また全国各地に施設があるので、いろいろな所に行けて飽きずにいられると思い、会員権の購入契約をしました。

ゴルフ会員権の預託金について返還時期の据え置きや抽選償還の決議がなされた場合

私はゴルフが大好きで、16年程前に、あるゴルフクラブの会員権を購入しました。d 会員になるには、初めに会員資格保証金(数百万円)をゴルフ場経家会社に預け入れ、10年後に返還をしてもらえることになっています。その上で、会員は安い利用料でプレーを楽しめるのです。バブルの頃には、ゴルフ場も大賑わいでした。
また、会員権の値段も急騰し、私の会員権も時価一千万円と言われていました。